2024 iOS 18のアップデートの10大注目点・最新情報

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Barton

Jun 13, 2024 (Updated: Jun 13, 2024) • Filed to: GPS変更

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Appleは2024年6月11日、iOS 18の最新アップデートをリリースしました。この最新バージョンは、AI機能の強化を含む多くの新機能を提供し、ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させます。以下、iOS 18 のトップ 10 のハイライトと新機能、リリース データ、互換性について紹介します。今年のアップデートの新機能について詳しく知るには、読み続けてください。

Part 1. iOS 18のリリース日

iOS 18は、2024年9月16日の週に無料アップデートとしてリリースされる予定で、iPhone Xs以降の機種が対象となります。正式リリースに先駆けて、開発者向けベータ版は、2024年6月11日にリリースされており、Apple Developer Programのメンバーがダウンロードできます。一般ユーザー向けベータ版は、7月からiOS 17を実行しているiPhoneユーザー向けに公開される予定です。

Part 2. iOS 18 のトップ 10 のハイライトと新機能

ハイライト 1:Apple Intelligence

iOS 18の目玉機能の一つである「Apple Intelligence」は、AIを活用した機能セットで、iPhone、iPad、Macのユーザー体験を全体的に向上させます。具体的には、以下の点が強化されます。

強化されたSiri: AppleはOpenAIと提携し、ChatGPTの機能を統合することで、Siriの対話型AI能力を向上させました。これにより、Siriはより自然で人間らしい会話が可能になり、ユーザーの質問やリクエストをより的確に理解し、対応できるようになります。

画像認識機能の強化: 画像認識機能も強化されており、写真アプリで人物や物体をより簡単に認識できるようになっています。また、この機能を活用して、画像を自動的に編集したり、テキストを生成したりすることもできます。

音声認識機能の強化: 音声認識機能も強化されており、より自然な会話での音声入力が可能になりました。また、周囲の騒音があっても、より正確に音声入力を認識できるようになっています。

これらの機能は、iOS 18だけでなく、iPadOS 18やmacOS Venturaにも搭載される予定です。

Apple Intelligence

ハイライト 2:ロック画面のパーソナライゼーション

iOS 18では、ロック画面をさらに自由にカスタマイズできるようになります。壁紙、ウィジェット、時計のスタイルなどを個別に設定できるほか、複数のロック画面を作成して、気分や状況に合わせて切り替えることもできます。

 ロック画面のパーソナライゼーション

ハイライト 3: RCSメッセージングの導入

iOS 18では、待望のRCS(Rich Communication Services)メッセージングがついにサポートされます。これにより、iPhoneユーザーはAndroidユーザーとの間で、高画質の画像、動画、音声ファイルを共有できるようになります。RCS導入により、以下のような利点が期待できます。

圧縮なしの高画質メディア共有: これまでのSMSやMMSでは、画像や動画が圧縮されて送信されていたため、画質が劣化していました。RCSでは、この圧縮がなくなるため、より鮮明な画像や動画を共有することができます。

グループチャットでの既読通知や入力中表示機能: CSでは、グループチャットにおいて、誰がメッセージを読んだのかを確認できる「既読通知」や、誰がメッセージを入力しているのかを確認できる「入力中表示機能」が利用可能になります。

サイズ制限なしの大容量ファイル送信: これまで100MBの制限があったファイル送信が、サイズ制限なしで送受信できるようになります。

Wi-Fiを利用した無料メッセージ送受信: 携帯電話回線ではなくWi-Fi経由でメッセージを送受信できるため、通信量を節約できます。

 iOS 18 RCSメッセージングの導入

ハイライト 4:強化された集中モード

集中モードは、iOS 17で導入された機能ですが、iOS 18ではさらに強化されています。特定のアプリや連絡先を個別の集中モードに割り当てることができ、よりきめ細かな集中環境を作ることができます。

 iOS 18

ハイライト 5:地図アプリのアップデート

iOS 18の「地図」アプリには、以下のような便利な新機能が導入されています。

ルートの事前設定と切り替え: 前に複数のルートを設定しておき、ナビゲーション中に簡単に切り替えることができます。

詳細な地形ビュー:トレイルや標高の輪郭などの詳細な地形情報が追加され、アウトドア活動やハイキングに最適なルートを見つけやすくなります。

Wootechy iMoveGo

WooTechy iMoveGo

2024年の最高のiOS位置変更ツールをご紹介します。このツールは最新のiOS 18ベータ版に対応しており、ワンクリックでGPS位置を世界中の任意の場所に変更することができます。これにより、Pokémon GO、Line、Instagramなど、さまざまなGPS関連アプリをシームレスにサポートします。

 iOS 18 地図アプリのアップデート

ハイライト 6:写真アプリの再設計

iOS 18の写真アプリは、従来のタブ形式から一新され、より直感的で使いやすいデザインへと進化しました。主な新機能は以下の通りです。

統一ビュー: すべての写真がひとつの画面に表示され、日付や「人物とペット」で分類されたコレクションが続きます。

お気に入りとメモリーズ: グリッドを左にスワイプすると、お気に入りの写真や思い出をまとめたコレクションが表示されます。

スクリーンショットの非表示: 新しい「スクリーンショットを非表示」ボタンで、不要なスクリーンショットを簡単にフィルタリングできます。

 iOS 18  写真アプリの再設計

ハイライト 8:メッセージの改良

メッセージの編集と削除、未送信メッセージの取り消し、スレッド内の特定のメッセージへの返信が可能になりました。また、共有アルバムのような機能を使って、写真やビデオを簡単に共有できるようになりました。

 iOS 18メッセージの改良

ハイライト 9:新しい「パスワード」アプリ

iOS 18には、パスワード管理をより簡単かつ安全にするために、新たに「パスワード」アプリが導入されました。このアプリは、以下の新機能が搭載されています。

パスワードの保存と管理: すべてのパスワードを安全に一元管理することができます。

強力なパスワードの生成: 安全性の高いパスワードを簡単に作成することができます。

パスワードの自動入力: 対応するウェブサイトやアプリに、自動的にパスワードを入力することができます。

パスワードの共有: 家族や友人と安全にパスワードを共有することができます。

Wi-Fiパスワードの管理: Wi-Fiネットワークのパスワードを安全に保存することができます。

セキュリティ監査: パスワードの漏洩や脆弱性を検知し、対策を提案します。

あらゆるデバイスでの利用: 「パスワード」アプリは、iCloud Keychainと連携して動作するため、すべてのAppleデバイス間でパスワードを同期することができます。また、Windowsデバイスでも利用することができます。

 iOS 18 「パスワード」アプリ

ハイライト 9: Safariの「インテリジェント検索」

iOS 18に導入される「インテリジェント検索」は、AI技術を活用して、ウェブページの内容をより深く理解し、役立つ情報を提供する新機能です。従来の検索機能では不可能だった、以下のような高度な検索が可能になります。

ウェブページの要約生成: 検索結果に表示される各ウェブページのキートピックや重要なフレーズを抽出し、要約を自動生成します。

検索結果の高度な絞り込み: 特定のキーワードやフレーズだけでなく、文章全体の意味や文脈を理解に基づいて検索結果を絞り込むことができます。

関連情報の提案: 検索内容に関連すると思われる他の情報やウェブページを提案します。

 iOS 18 Safariの進化

ハイライト 10:強化されたリマインダー連携

iOS 18では、カレンダーアプリとリマインダーアプリが深く統合され、スケジュール管理がより便利になりました。具体的には、以下の点が強化されています。

カレンダーアプリ内でのリマインダー作成・編集: これまで別々のアプリだった「カレンダー」と「リマインダー」の機能が統合され、カレンダーアプリ内で直接リマインダーを作成、編集、確認できるようになります。

強化された「月」表示: カレンダーアプリの「月」表示が強化され、イベントやタスクをひと目で確認できるようになります。

これらの強化により、カレンダーアプリ単体で予定とタスクをまとめて管理できるようになり、ワークフローがより簡素化されます。例えば、会議のイベントを作成する際に、そのイベントに関連するタスクを直接作成したり、イベント詳細画面から関連するリマインダーを確認・編集したりすることが可能になります。

 iOS 18 強化されたリマインダー連携

Part 3. iOS 18に対応するデバイス

iOS 18へのアップグレードを検討していますか?次世代のiPhone OS & iPad OS に対応するデバイスは以下の通りです。

iPhone OS 18:

  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ
  • iPhone 13シリーズ
  • iPhone 12シリーズ
  • iPhone 11シリーズ
  • iPhone XSシリーズ
  • iPhone XR
  • iPhone SE (第2世代以降)

  • iPadOS 18:

    iPad Air:

    • iPad Air (第2世代)
    • iPad Air (第3世代)
    • iPad Air (第4世代)
    • iPad Air (第5世代)
    • iPad Air M2

    iPad mini:

    • iPad mini (第4世代)
    • iPad mini (第5世代)
    • iPad mini (第6世代)

    iPad Pro:

    • iPad Pro 11インチ (第1世代)
    • iPad Pro 11インチ (第2世代)
    • iPad Pro 11インチ (第3世代)
    • iPad Pro 12.9インチ (第2世代)
    • iPad Pro 12.9インチ (第3世代)
    • iPad Pro 12.9インチ (第4世代)
    • iPad Pro 12.9インチ (第5世代)

    iPad:

    • iPad (第5世代)
    • iPad (第6世代)
    • iPad (第7世代)
    • iPad (第8世代)
    • iPad (第9世代)
    • iPad (第10世代)

    注意

    1. なお、Apple Intelligence機能をフルに活用するには、iPhone 15 ProまたはiPhone 15 Pro Maxに搭載されたA17 Proチップが必要です。

    2. 10.5インチiPad ProやiPad(第6世代)などは、iPadOS 18のサポート対象外となります。

    結論

    iOS 18は、上記のハイライトに加えて、コラボレーション編集をサポートする新しいラベルやテンプレートを導入した改良版のNotesアプリなど、さらに多くの新機能を提供します。また、カスタマイズ機能を強化した新しいウィジェットやFocus Mode機能の改善なども期待できます。今後もiOS 18の進化と機能について最新情報をお届けしていきます。

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