WooTechy iPhixer - 使用ガイド

iPhixer では、標準モードと高度モードの2種類を用意。iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV が Apple ロゴやリカバリーモードで停止、黒・白画面、起動ループ、電源が入らないなどのトラブルに見舞われた場合に修復が可能です。

オプション1：標準モードを利用する

標準モードでは、一般的な iOS/iPadOS/tvOS の問題をデータを失うことなく修復できます。利用するには、以下の手順に従ってください。

ステップ1: ツールを起動し、デバイスを接続する

Windows または Mac のパソコンで iPhixer を起動し、デバイスを接続します。標準モードを選択し、[次へ]ボタンをクリックして進んでください。

注意：デバイスがロック状態では認識されないため、必ず画面のロックを解除してから次に進んでください。

次へボタンをクリックすると、デバイスが検出された後に次の手順へ進みます。もし認識されない場合は、リカバリーモードまたは DFU モードに切り替えるよう指示が表示されるので、画面の案内に従ってください。

ステップ2: ファームウェアのダウンロード

次に、[ダウンロード]ボタンをクリックしてファームウェアを取得します。ソフトウェアが自動的にお使いのデバイスに適したファームウェアバージョンを表示しますので、お好みのバージョンを選ぶことも可能です。

最新のファームウェアパッケージは約5GBあるため、ダウンロードにはしばらく時間がかかる点にご留意ください。

Sダウンロードに問題がある場合は、「ブラウザ経由でダウンロードしてください」を選択して、Webブラウザ経由で取得することもできます。

すでにパソコンにファームウェアパッケージを保存している場合は、「手動で選択」をクリックして簡単にインポートできます。

ステップ3: iOS/iPadOS/tvOS の問題修正

ファームウェアを取得後、「標準修復を開始 」をクリックして修復プロセスを開始してください。

プログラムが修復を開始しますので、作業中はケーブルやデバイスに触れないようお願いいたします。

修復プロセスが完了すると、iPhone は自動的に再起動します。

もしプロセス中に問題が発生した場合は、再試行するか高度モードへの切り替えをお試しください。

オプション2：高度モードを利用する

標準モードで修復できない場合や、画面のパスコードを忘れた場合は、高度モードを試してください。なお、このモードはデバイス内の全データが消去される点にご注意ください。

ステップ1: デバイスをパソコンに接続する

[次へ] ボタンをクリックすると、デバイスが検出された後に次の手順へ進みます。認識されない場合は、リカバリーモードまたは DFU モードに切り替えるよう指示が表示されるので、画面の案内に従ってください。

リカバリーモードに切り替える方法：

DFU モードに切り替える方法：

ステップ2: ファームウェアのダウンロード

先ほどと同様、[ダウンロード]ボタンをクリックし、適切なファームウェアを取得してください。

最新のファームウェアパッケージは約5GBあるため、ダウンロード完了までに時間がかかることをご理解ください。

ダウンロードに問題がある場合は、「ブラウザ経由でダウンロードしてください」を利用するか、既に保存済みの場合は「手動で選択」をクリックしてインポートしてください。

ファームウェア取得後、「高度修復を開始 」をクリックして修復プロセスを開始してください。

プロセス中はケーブルやデバイスに触れず、作業を中断しないようお願いいたします。

修復プロセスが完了すると、iPhone は自動的に再起動します。

標準手順で iOS のアップグレードができない場合は、データを保持したままでアップグレードできる「iOSをアップグレード 」機能を利用してください。逆に、以前の iOS バージョンに戻したい場合は「iOSをダウングレード 」を選択します。

iOSをアップグレード

ステップ1: 「iOSをアップグレード」を選択する

デバイスのデータを保持したまま iOS をアップグレードする場合は、このオプションを選んでください。

ステップ2: デバイスをパソコンに接続する

Lightning ケーブルでデバイスを接続し、画面の指示に従ってください

ステップ3: ファームウェアのダウンロード

プログラムがデバイスを検出し、アップグレード用の利用可能なファームウェアバージョンを表示します。保存先をカスタマイズすることも可能です。[ダウンロード]をクリックしてダウンロードを開始してください。

iPhixer はダウンロードしたファームウェアを展開し、アップグレードプロセスを開始します。

ステップ4: iOS のアップグレードを開始する

デバイスの準備が整いましたら、[iOSのアップグレードを開始する]をクリックしてプロセスを始めてください。

作業中はデバイスをパソコンに接続したまま、操作しないようにしてください。完了すると「完了」と表示され、アップグレードが終了したことが確認できます。

完了後、再度「完了」のメッセージが表示され、アップグレードの成功が確定します。

iOSをダウングレード

ステップ1: 「iOSをダウングレード」を選択する

iOS システムをダウングレードする場合は、このオプションを選択してください。ただし、デバイス内のデータは保持されません。

ステップ2: デバイスをパソコンに接続する

Lightning ケーブルでデバイスを接続し、画面の指示に従ってリカバリーモードまたは DFU モードに切り替えてください。

ステップ3: ファームウェアのダウンロード

プログラムがデバイスを検出し、ダウングレード用のファームウェアバージョンを表示します。保存先をカスタマイズすることも可能です。[ダウンロード]をクリックしてダウンロードを開始してください。

iPhixer はダウンロードしたファームウェアを展開し、ダウングレードプロセスを開始します。

ステップ4: iOS のダウングレードを開始する

展開されたファームウェアを利用して、iOS システムのダウングレードを実行します。[iOSのダウングレードを開始する ]をクリックしてプロセスを開始してください。

プロセス中はデバイスの操作や移動を控え、完了後にポップアップで「完了」と表示されれば、正常にダウングレードが完了したことになります。

iPhone、iPad、iPod touch のリセットには、標準リセットとハードリセットの2モードが用意されています。リセット後、デバイスへのアクセスが回復されます。

オプション1：通常リセット

通常リセットは、ロックが解除されている iOS デバイス向けです。簡単に実施できます。

ステップ1: 通常リセットを選択する

インターフェース上で通常リセットを選択してください。なお、通常リセットを行うと、デバイス内の全データと設定が消去されます。

ステップ2: デバイスをパソコンに接続する

デバイスをパソコンに接続後、iDevice のパスワードを入力し、信頼関係を確立します。その後、[通常リセット]ボタンをクリックして手順を開始してください。

ステップ3: リセットの完了

iPhixer が自動的にリセットを開始します。完了までしばらくお待ちください。

リセットが成功すると、「完了」 をクリックして作業を終了します。

オプション2： 完全リセット

デバイスのパスワードを忘れてしまった場合は、完全リセットモードで工場出荷状態にリセット可能です。複数の手順を経て、最終的に最新バージョンへ更新されます。

ステップ1: 完全リセットを選択する

インターフェイスで完全リセットを選択する。

ステップ2: デバイスをパソコンに接続する

ハードリセット選択後、デバイスをパソコンに接続し、画面の指示に従ってリカバリーモードまたは DFU モードに切り替えてください。

ステップ3: デバイス用ファームウェアのダウンロード

ダウンロードボタンをクリックして、最新のファームウェアバージョンを取得してください。

この処理には時間がかかる場合があります。ダウンロード完了後、自動的にパソコン上で展開されます。

ステップ4: ハードリセットを開始する

展開されたファームウェアを使用して、「完全リセットを開始」をクリックし、リセット処理を開始してください。

iPhixer がすぐにデバイスをハードリセットし、完了すると自動的に再起動します。

もしデバイスのホームボタンなどが故障している場合、iPhixer を利用して iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV をワンクリックでリカバリーモードに切り替える（または解除する）ことができます。この処理は数秒で完了します。

ステップ1: デバイスをパソコンに接続する

iOS デバイスが確実にパソコンに接続されていることを確認してください。

注意：iOS 修復を確実に行うため、接続には Apple 純正の Lightning USB ケーブルを使用することを強くお勧めします。

ステップ2: リカバリーモードの起動/解除

オプション1：リカバリーモードを起動

デバイスがパソコンに正常に接続されたら、下図のように表示される 「リカバリーモードを起動」ボタンをクリックしてください。これでデバイスはリカバリーモードに入ります。.

その後、リカバリーモードへの切替が完了した旨の確認メッセージが表示されます。

オプション2：リカバリーモードを解除

デバイス接続後、下図のように [解除] ボタンが有効になりますので、クリックしてください。

その後、リカバリーモードが解除されたことを示す確認メッセージが表示されます。

デバイスは接続済みなのに認識されない場合

この問題が発生した場合は、以下の手順で対処してください。

ステップ1: デバイスの画面を解除する

デバイスの電源が入っており、画面が解除されていることを確認してください。解除後、デバイス上で 「信頼」を選択し、データケーブルが正常に動作するようにします。

ステップ2: USB ポートを点検し、再接続する

パソコンの USB ポートに接触不良がないか確認し、問題が続く場合は別のポートに接続してください。

ステップ3: USB ケーブルを交換する

現在のケーブルが故障している、または充電専用の場合は、新しいものに交換してください。最適な互換性とパフォーマンスを得るため、Apple 純正ケーブルの使用を推奨します。